

ゲーミングPCの買い時は、多くの人がつまずくポイントです。
本体だけで13〜14万円台からが目安と言われる今、少しでも安く買いたいと思うのは自然なことでしょう。
結論から言うと、急ぎでないなら11月〜年末年始の大型セールが狙い目!
ただし、2026年はメモリ価格の高騰が続いており、待てば安くなるとは言い切れないのが今年の難しいところです。
そこでこの記事では、ゲーム歴25年の筆者が主要BTOメーカー6社のセール実績を調べ、次の3つをまとめました。
- 2026年のセール時期(メーカー別の決算月も)
- 今買うか・待つかの判断基準
- ゲーミングPCを安く買う方法
- セール品を買う前の確認ポイント
読み終えるころには、自分がいつ買えばいいのかがハッキリしているはずです。

ゲーミングPCの買い時はいつ?【結論】
ゲーミングPCの買い時は「11月〜年末年始などの大型セール時期」か「欲しい構成が予算内に収まったタイミング」のどちらかです。
毎年必ず最安になる月はないため、自分の状況に合わせて選ぶのが失敗しないコツです。
どちらを優先すべきかは、PCを使い始めたい時期と予算で決まります。
| あなたの状況 | おすすめの買い時 |
|---|---|
| 今のPCがまだ使える・急がない | 11月〜年末年始の大型セール |
| 2〜3か月以内には欲しい | 直近の決算・ボーナスセール |
| PCが壊れた・遊びたいゲームの発売が近い | セールを待たずに今 |
| 予算が少し足りない | アウトレットや在庫の型落ちモデル |

その場合は、2026年の値動きもチェックしておきましょう。
部品の値上がりが続く今年は、セールを待つあいだに通常価格が上がるケースも考えられます。
欲しい構成がすでに予算内なら、それも立派な買い時です。

ゲーミングPCが安くなるセール時期はいつ?
ゲーミングPCが特に安くなりやすいセール時期は、11月のブラックフライデーから年末年始にかけてです。
ほかにも決算やボーナスの時期を中心に、1年を通してどこかのメーカーがセールを開いています。
| 時期 | 主なセール | 狙いやすさ |
|---|---|---|
| 1月 | 初売り・年始セール、一部メーカーの半期決算 | ○ |
| 2〜3月 | 決算セール・新生活セール | ○ |
| 4〜5月 | GWセール | △ |
| 6〜8月 | 夏のボーナスセール、一部メーカーの決算 | ○ |
| 9月 | 一部メーカーの半期決算セール | ○ |
| 10月 | 大型セールの谷間(周年祭などの企画はあり) | △ |
| 11月 | ブラックフライデー | ◎ |
| 12月 | 冬のボーナス・年末セール | ◎ |
狙いやすさは当サイトの目安です。
◎:多くのメーカーの大型セールが重なる ○:メーカーによっては大型セール △:小〜中規模のセールが中心
特に狙いやすいのは11月〜年末年始の大型セール
この時期が強いのは、多くのメーカーの大型セールが同じタイミングで重なるから。
条件を横並びで比べられるので、どこが一番お得か判断しやすくなります。
例として、ドスパラの2025年の流れを見てみましょう。
| 時期 | キャンペーン | 内容 |
|---|---|---|
| 11月上旬〜 | ブラックフライデー先取り | 最大9万円分のポイント還元 |
| 11月21日〜12月1日 | ブラックフライデー | 対象パソコン最大10万円引き |
| 12月〜 | 冬のボーナス | 最大8万円分のポイント還元 |
⚠️この時期の注意点
・販売が一時停止されることもある(マウスコンピューターは2025年12月23日〜2026年1月4日にWeb販売を停止)
・注文が集中し、人気モデルが売り切れやすい!
・納期が遅れることがある

決算セールの時期はBTOメーカーによって違う
決算セールは、メーカーが期末までに在庫を減らしたい時期に開かれるため、値引きが大きくなりやすいセールです。ただし、決算の時期はメーカーごとにバラバラです。
「3月と9月が決算セール」とひとくくりにせず、気になるメーカーの時期を確認しておきましょう。
| メーカー | 決算・半期決算セール | ほかの主なセール |
|---|---|---|
| ドスパラ | 1月(半期)・7月(本決算) | ブラックフライデー・冬のボーナス |
| マウスコンピューター | 2〜3月・8月下旬〜9月中旬 | 年末年始 |
| パソコン工房 | 3月・9月前後 | 決算セールが二大セール |
| FRONTIER | 7月末〜8月(半期) | 週替わり・月替わりセール(毎週金曜更新) |
| TSUKUMO | 2月末〜3月中旬・9月(半期) | 年末年始 |
| サイコム | 季節ごとのキャンペーン | 冬(11〜1月)・春(2〜4月)・夏(6〜8月) |
メーカー名をタップすると、各社の公式セールページが開きます。
※2025〜2026年の実績です。時期は年によって変わるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。
どのメーカーで買うか迷っている人は、初心者におすすめのメーカーをまとめた記事も参考にしてください。
セールでどれくらい安くなる?

セールの「最大○万円OFF」は、主に高価格モデルの数字です。
たとえばマウスコンピューターの2026年夏のボーナスセールでは、RTX 5090を積んだデスクトップPCが最大15万円OFFになるなど、上位モデルほど値引き額が大きい傾向があります。
また、セールのお得さは本体の値引きだけではありません。
| お得の種類 | 内容 |
|---|---|
| 本体の値引き | 販売価格そのものが下がる |
| ポイント還元 | 次の買い物で使えるポイントがもらえる |
| 抽選・クーポン | 抽選でポイントが当たる、クーポンで割り引かれる |
| カスタマイズ特典 | SSD容量の無料アップグレードなど |
ドスパラのブラックフライデーを分析した記事では、ゲーミングPC本体は値引きよりポイント還元が中心で、実質の値引き率は2〜8%が中心とされています。
15万円のPCなら、およそ3,000〜12,000円分です。
「最大○万円OFF」の数字ではなく、自分の予算帯のモデルが実質いくら安くなるかで判断しましょう。
2026年のゲーミングPCは今が買い時?待つべき?
2026年は「今が底値」とも「待てば下がる」とも言いにくい年です。
9月時点では、部品の価格とGPUの新製品、この2つの見通しがどちらも立っていません。
メモリ高騰で待っても安くなるとは限らない
ゲーミングPCの価格を押し上げている一番の要因は、メモリの高騰です。
生成AI向けの高性能メモリに生産が集中したことなどが原因で、PCに使う一般的なメモリの供給が足りなくなっています。
| 項目 | 2026年9月の状況 |
|---|---|
| DDR5メモリのチップ価格 | 前年の約5.8倍 |
| DDR5メモリ16GB×2枚 | 税込65,800円前後 |
| SSD | メモリと同じく値上がりが続き、高止まり |
| BTOゲーミングPC | 2025年末〜2026年初めに各社が値上げ。その後も高止まり |
| 今後の見通し | 2027年も値上がりが続き、落ち着くのは2028年ごろ? |

専門サイトの分析でも、2026年内に大きく値下がりする見込みは薄いとされています。
新GPU(RTX 50 SUPER)待ちはおすすめしにくい

これまでは、新GPUの発売を見送ってから買うのが定番の考え方でした。しかし、2026年はその前提が崩れています。
| 項目 | RTX 50 SUPERの状況(2026年9月時点) |
|---|---|
| 発売日 | 未発表(中止の公式発表もなし) |
| 現状 | 一部メーカーにカードは届いているが、メモリの価格高騰で発売保留と報道 |
| 有力とされる時期 | 2027年1月のCES(公式発表ではない) |
| 価格の見通し | メモリ価格が高いままでは、手ごろになる可能性は低いとの見方 |
| 次の世代 | RTX 60シリーズは2028年にずれ込むとの観測 |
つまり、SUPER狙いは、ゴールの見えない足踏みを受け入れることでもあるのです。
「時期が悪い」で待ち続けるリスク
ゲーミングPC選びでは、先延ばしの理由がいくらでも見つかります。
新製品が出るまで待とう
出たばかりは高いから、落ち着くまで待とう
落ち着いたころには次の新製品のうわさが出て、また待つ
この「時期が悪い」ループにはまると、いつまでも買えません。
しかも値上がりが続く局面では、先延ばしそのものにコストがかかります。
実際、2026年1月にはハイエンド帯のBTOゲーミングPCの相場が、年末年始の価格改定で前月より約14.8%(約65,680円)上がりました。
遊べるはずだった時間が過ぎていくのも、見えにくい損失です。

ゲーミングPCはセールまで待つべき?判断のポイント
セールまで待つかどうかは、「今の環境で困っているか」「次の大型セールまで何か月あるか」「欲しい構成が予算内か」の3つで判断できます。
次のフローチャートで、自分がどちらに当てはまるか確認してみてください。

セールまで待ったほうがいい人

今の環境で困っていないなら、あわてて買う理由はありません。
次に当てはまる人は、セールを待つのがおすすめです。
- 今のPCやゲーム機で、遊びたいゲームが動いている
- 次の大型セールまで2か月以内
- 欲しい構成(GPU・CPU・メモリ容量)が決まっている
セール待ちは、値下がりや新GPUを待つのとは違い、いつ来るかが分かっている待ち時間です。
たとえば9月末なら、ブラックフライデーの先取りセールが始まる11月上旬まで1か月ほどです。
待つあいだに候補を2〜3台に絞り、今の価格をメモしておいて、セールが始まったときに本当に安くなったかをすぐ見極められるようにしましょう!
欲しい構成が予算オーバーの人は、次の見出しで紹介する安く買う方法もあわせて検討してみてください。
今買っても損しにくい人
一方で、次に当てはまる人はセールを待たずに買っても損しにくいでしょう。
- PCが壊れた、または遊びたいゲームが動かない
- 遊びたいゲームの発売や、参加したい大会が近い
- 欲しい構成がすでに予算内に収まっている
- 次の大型セールまで2か月以上ある
とくに2026年は、数か月先のセールを待つあいだの値上げで、割引分が帳消しになるおそれもあります。
欲しい構成が予算内で、次の大型セールがまだ先なら、今買うほうが合理的です。
ただし、今買う場合もセール対象のモデルやクーポンがないかは確認しておきましょう。
FRONTIERの週替わりセールのように、大型セール以外の時期も何かしらの企画が動いています。


ゲーミングPCを安く買う方法
セール時期を選ぶ以外にも、ゲーミングPCを安く買う方法はあります。
ここでは、どの時期でも使える3つの方法を紹介します。
クーポン・ポイントを含めた実質価格で比べる

値札の金額だけで比べると、本当に安いモデルを見落としがちです。
比べるときは、次の計算で「実質価格」を出しましょう。
💡計算式
実質価格=本体価格+送料+必要なカスタマイズ代−クーポン−使い切れるポイント
たとえば、次の2台なら実質価格が安いのはAです。
| 項目 | A | B |
|---|---|---|
| 本体価格 | 150,000円 | 145,000円 |
| 送料 | 0円 | 3,300円 |
| ポイント還元 | 10%(15,000円分) | なし |
| 実質価格 | 135,000円 | 148,300円 |
※計算例です。実際の価格・送料・還元率は各メーカーで確認してください。
ただし、ポイントは同じショップでしか使えず、有効期限もあります。
ドスパラでは、2026年5月末に付与されたポイントの有効期限が7月末までという例もありました。
周辺機器など使い道が決まっていないなら、ポイントは割り引いて考えるのが安全です。
同じ構成でもメーカーによって価格は変わるため、候補は2〜3社で比べるのがおすすめです。
アウトレットや在庫の型落ちモデルをチェックする
予算を抑えたいなら、アウトレットや在庫の型落ちモデルも候補になります。
| 種類 | 中身 | 注意点 |
|---|---|---|
| アウトレット | キャンセル品や外装に小さなキズがある未使用品 | 在庫が常に変動し、すぐ売り切れやすい |
| 在庫の型落ち | 1世代前のGPUやCPUを積んだ在庫モデル | 新世代より明確に安い場合だけ選ぶ |
たとえばドスパラのアウトレットPCは、未使用品を国内工場でメンテナンスし、修理保証も付けて販売しています。
一方、2026年は旧世代のパーツも値下がりしにくい状況です。
型落ちを選ぶなら、同じくらいの価格の新世代モデルと性能を比べ、はっきり安いときだけにしましょう。
型落ちのPCがどれくらい使えるかは、ゲーミングPCの寿命を解説した記事も参考にしてください!
不要なカスタマイズを減らす
BTOパソコンは注文時にパーツを選べるぶん、つい上乗せしがちです。
ゲームに使わないものから外していきましょう。
- Windows 11 Pro ゲームだけならHomeで十分
- Officeソフト 使う予定がなければ不要
- 光るパーツや装飾 性能には影響しない
- SSDの大幅な増量 あとから増設や外付けで足せる

逆に、欲しいアップグレードがあるなら、セールのカスタマイズ特典を狙うのも手です。
ドスパラでは2026年のGWに、指定のカスタマイズを555円で提供する特典がありました。
なお、メモリ容量や構成の選び方は、次の見出しで詳しく解説します。
セール品だからお得とは限らない!買う前の確認ポイント
値引き額に目を奪われると、パーツの中身を見落としがちです。
2026年はメモリやSSDの高騰を受けて、価格を抑えるために構成を見直したモデルも増えています!
注文する前に、次の6項目を確認しておきましょう。
| 確認項目 | チェックすること | なぜ大事? |
|---|---|---|
| GPU・CPU | 型番と世代 | 1世代前だと、同じ価格でも性能が低いことがある |
| メモリ(作業用のスペース) | 容量と枚数 | 1枚だけだと性能が落ちやすい |
| SSD(データの保存場所) | 容量(1TBあると安心) | 少ないとゲームがすぐ入らなくなる |
| 電源 | 容量と「80PLUS」マーク | 80PLUSは電気を効率よく使える電源の目印 |
| 保証 | 保証期間と延長保証 | 故障したときの修理代に関わる |
| 納期 | お届け予定日 | 使い始めたい日に間に合うか |

とくに見落としやすいのがメモリです。
一部のBTOメーカーでは、コストを抑えるために「8GBを2枚」ではなく「16GBを1枚」だけ積んだモデルを増やしています。
容量は同じ16GBでも、1枚だけの構成(シングルチャネル)はゲーム中に画面が一瞬カクつきやすくなるのが弱点。
一方で、あとから同じメモリを1枚足すだけで32GBに増やせるという利点もあります。
⚠️SSD 500GBは意外と少ない
Windowsなどを除くと、使えるのは350〜400GB前後。100GB級の大作ゲームなら、3本ほどで埋まってしまいます。
複数のゲームを遊ぶなら、1TBを目安に選びましょう!

よくある質問
9〜10月は、夏のボーナスセールと11月のブラックフライデーにはさまれた谷間です。
ただし、パソコン工房のように9月から10月初めにかけて決算セールを開くメーカーもあります。
セールの対象モデルは時期によって入れ替わります。本体が値引きされていなくても、ドスパラの2026年夏の「カスタマイズ4種半額」のように、カスタマイズ代が安くなる特典が使える場合もあります。
2026年のレノボのGWセールでも、ゲーミングノートが対象でした。ただし、ノートPCはメモリをあとから増やせないモデルが多いので、最初から16GB以上あるか確認しましょう。
セールの期間や対象は頻繁に変わります。気になるメーカーのメールマガジンや公式SNSに登録しておくと、見逃しにくくなります。
まとめ:ゲーミングPCの買い時はセール時期と予算で決めよう
今回は、ゲーミングPCの買い時について、2026年のセール時期や安く買う方法とあわせて紹介してきました。
最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。
この記事のポイント
- 買い時は 「大型セールの時期」か「欲しい構成が予算内に入ったとき」
- 特に狙いやすいのは 11月〜年末年始。 決算セールの時期はメーカーごとに違う
- 2026年は メモリ高騰が続き、 待っても安くなるとは限らない
- 次の大型セールが 2か月以内なら待ち、 まだ先なら今買うのも合理的
- 値札ではなく、 ポイントやクーポンを含めた実質価格 で比べる
- セール品でも、 メモリの枚数とSSDの容量 は必ず確認する


ゲーミングPCは、決して安い買い物ではありません。
だからこそ、焦らず、でも待ちすぎず、自分に合ったタイミングを選ぶことが大切です!
この記事が、あなたの「今買う?待つ?」の答えを出す手助けになればうれしいと思っています。









