女性ゲーマーのオンラインハラスメント対策7選|今すぐできる撃退法

女性ゲーマーのオンラインハラスメント対策を解説するイメージ画像 設定・解説
あざるん
あざるん

オンゲで女ってバレたら絡まれそうで怖いんだけど〜

MobGame
MobGame

その不安、ほんとに理不尽だよね。でも大丈夫、ちゃんと自分を守れる方法があるよ。

こうした悩みを抱えながら、それでもゲームが好きでプレイし続けている女性ゲーマーは少なくありません。

ゲーム歴25年以上のわたしは、これまで数多くのオンラインゲームをプレイし、配信などを通じて多くの場面を目撃してきました。女性であることを明かしただけで心ない言葉を投げかけられたり、ボイスチャットで声を出すことをためらわざるを得ない——そんな理不尽な場面を何度も見てきました。

はっきり言います。それはあなたのせいではありません。

ゲームは性別関係なく、誰もが対等に楽しめる場所のはずです。この記事では、オンラインハラスメントの実態をデータとともに整理し、今すぐ実践できる具体的な対策を7つ解説します。ぜひ最後まで読んで、自分に合った対策を見つけてください。

女性ゲーマーへのハラスメント、知っておくべき実態

女性ゲーマーが経験するオンラインハラスメントの種類を示したイラスト

65%が「嫌がらせを経験した」というデータ

あざるん
あざるん

なんか私だけじゃないのかな〜って思うんだけど…

MobGame
MobGame

残念ながら全然あざるんだけじゃないよ。データ見るとかなり深刻な数字が出てるんだ。

調査会社Bryterが約1,000人の女性ゲーマーを対象に行った「Women Gamers Report 2023」では、およそ3分の2の女性がオンライン上で男性から嫌がらせを受けたことがあると回答しています。

つまり、女性ゲーマーの約65%がハラスメントを経験しているということ。「たまたま運が悪かった」という話ではなく、オンラインゲームをプレイする女性の多くが一度は直面している問題です。

さらに衝撃的なのは、嫌がらせを経験した女性のうち52%が言葉での嫌がらせを、46%が性的に不適切な発言を受けており、10%はレイプの脅迫まで受けているというデータです。「ちょっとした嫌味を言われた」というレベルではなく、深刻な内容が含まれていることがわかります。

出典:Women Gamers Report 2023 – Bryter Global

具体的にどんなハラスメントが起きているのか

実際に報告されているハラスメントの主な種類をまとめました。

ハラスメントの種類と深刻度

種類 具体例 深刻度
セクシャルハラスメント 「声かわいいね」からの不快なアプローチ・性的な発言
性差別的な発言 「女のくせに」「女はゲーム下手」
付きまとい しつこいフレンド申請・DM・ゲーム内での跡つけ 中〜高
外見への侮辱 配信・アイコンから外見を推測してのコメント 中〜高
妨害行為 身バレ後に意図的にチームの足を引っ張る 中〜高
脅迫・暴言 断ったことへの逆ギレ・脅迫的なメッセージ
なりすまし・拡散 個人情報をSNSで晒す・なりすましアカウントの作成 非常に高
あざるん
あざるん

全部最悪すぎる…。こういうのって声に出さないだけで、みんな我慢してるのかな。

MobGame
MobGame

そうなんだよね。実際、「話せばわかる」と考える人はわずか15%にとどまるというデータもあって、多くの人が解決策を見つけられないまま泣き寝入りしてる状況なんだ。

なぜ女性ゲーマーが狙われやすいのか

ハラスメントが起きる背景には、大きく3つの要因があります。

① 「ゲームは男のもの」という古い固定観念

今や世界のゲーマー人口のおよそ半数が女性と推計されているにもかかわらず、「女性ゲーマーはライトなゲームやモバイルゲームしか遊ばない」という誤解が根強く残っています。

この偏見が、コアゲームに参入する女性への敵意につながることがあります。

② 匿名性がもたらす「解放感」の悪用

オンライン空間の匿名性は「バレないから大丈夫」という心理を生みます。現実では絶対に言わないような言葉が、画面越しでは平気で投げかけられてしまう。

これはハラスメント加害者が「もともと悪い人」ではないケースがあることを意味しますが、もちろん許されることではありません。

③ 「声を上げにくい」空気感

嫌がらせを経験していない女性でも72%が、男性からの否定的な反応を恐れてオンラインで性別を明かすことをためらっているというデータがあります。

被害を受けていなくても、常に「バレたらどうしよう」という緊張感の中でプレイしている女性が非常に多いのが現実です。

出典:Women in Games – Online Abuse Research Report

あざるん
あざるん

なんか…ゲームして楽しいはずなのに、気を張らないといけないのって変だよね…

MobGame
MobGame

うん、絶対おかしいよ。だからこそ具体的な対策を知っておくことが大事なんだ。次のセクションで一緒に見ていこう!

ハラスメントを受けたらすぐやること3つ

あざるん
あざるん

もし嫌なことされたら…どうすればいいんだろ〜?

MobGame
MobGame

焦らなくて大丈夫だよ。まずやることは3つだけ!順番に説明するね。

①その場でミュート・ブロックする

ハラスメントを受けたら、まず最初にやることはミュートとブロックです。「ブロックするのは大げさかな…」と遠慮する必要は一切ありません。不快な思いをさせてくる相手に、気を使う理由はゼロです。

主要ゲームのミュート・ブロック方法をまとめました。

ゲーム別|ミュート・ブロック・通報方法まとめ

ゲーム ミュート方法 ブロック方法 通報方法
Apex Legends ゲームメニュー(PC:Tab / PS:オプション / Xbox:メニュー)→ 対象プレイヤーの音声ミュートアイコンを選択 フレンド削除後にブロック可能 試合中・終了後のスコアボードから「通報」を選択
Fortnite ボイスチャット設定から個別ミュート フレンドリストから対象プレイヤーをブロック プレイヤーメニュー→「報告」
Valorant 試合中にスコアボードを開き、プレイヤー名横のマイクアイコンをクリック 設定→ソーシャル→対象プレイヤーを検索してブロック スコアボード→対象プレイヤー右クリック→「通報」
FF14 チャットで「/shutdown キャラ名」を入力 ブラックリスト機能でチャットを完全非表示 システムメニュー→サポート&情報→迷惑行為の報告
Steam(全般) ゲーム内のボイス設定から対象をミュート プロフィールページ→「その他」→「このユーザーをブロック」 プロフィールページ→「その他」→「違反を報告」

ゲーミングヘッドセットにはワンタッチでミュートできるボタンが付いています。不快な相手の声をすぐ遮断できるので、ストレスが激減しますよ。

あざるん
あざるん

ブロックってなんか気まずいな〜って思ってたけど、そんなこと考えなくていいんだね!

MobGame
MobGame

そう!ゲームを快適に楽しむのが最優先だよ。遠慮は不要!

②スクリーンショットで証拠を残す

証拠保存チェックリスト
通報前に必ず確認しておきましょう
  • 暴言・ハラスメントのチャットログのスクリーンショットを撮った
  • 相手のユーザー名・IDがわかる画面を保存した
  • 日時・ゲーム名をメモした
  • ボイスハラスメントの場合は録音・録画した
  • 脅迫的な内容はクラウドなど別の場所にも保存した

ミュート・ブロックをしたあとは、証拠を残すことが重要です。「大したことじゃないし…」と流してしまいがちですが、証拠があると後から通報する際に対応がスムーズになります。

特に脅迫的な内容や繰り返しの嫌がらせの場合は、必ず保存してください。 複数回の通報が積み重なることで、相手のアカウント停止につながる可能性が高まります。

③ゲーム内の通報機能を使う

証拠が揃ったら、必ず通報しましょう。「通報しても意味がない」と思う方もいますが、それは大きな誤解です。

FF14ではハラスメント行為に対して「サービスアカウントの一時利用停止」以上のペナルティが科される運用がされており、多くのゲーム会社が通報データをもとに厳しい対処を行っています。あなたの一件の通報が、同じ被害者を生まない抑止力になります。

通報の手順はゲームによって異なりますが、基本的な流れは共通しています。

  1. ゲーム内のメニューから「通報」または「Report」を選択
  2. ハラスメント・暴言などの該当する項目を選ぶ
  3. 状況を記入し、スクリーンショットを添付して送信
あざるん
あざるん

通報ってちゃんと意味あるんだね〜。なんか泣き寝入りするしかないのかと思ってた。

MobGame
MobGame

声を上げることが、次の誰かを守ることにもなるんだよ。一人で抱え込まないでね。

事前にできるハラスメント対策4つ

あざるん
あざるん

ハラスメントって受けてから対処するだけじゃなくて、事前に防げることもあるの〜?

MobGame
MobGame

そう!むしろ事前の設定や環境づくりが一番大事だよ。ちゃんと準備しておけば、そもそも嫌な思いをする機会をぐっと減らせるんだ。

①ボイスチャットの設定を見直す

ボイスチャットは、特に女性にとって恐怖で有害な場所になりやすい、という指摘があるほど、ハラスメントが集中しやすい場面です。まず最初に見直すべきはここです。

推奨設定はこの3パターンから選ぶのがおすすめです。

設定パターン メリット デメリット こんな人におすすめ
フレンドのみに制限 知らない人の声が届かない・最強の予防策 フレンドがいないと連携しにくい 固定メンバーで遊ぶことが多い人
テキストチャットのみ 声で性別がバレない・手軽に設定できる 咄嗟の連携が取りにくい場合がある ソロプレイが多い・文字入力が得意な人
デフォルトオフ 許可した相手だけ聞こえる・柔軟に対応できる 毎回設定の手間がかかる 状況に応じてボイスを使い分けたい人
あざるん
あざるん

ボイチャしないのって、チームに迷惑かけてるみたいで申し訳ない気がしてたんだよね〜

MobGame
MobGame

それは全然気にしなくていいよ!テキストで十分伝わるし、ボイスをオフにすることは完全に個人の自由だから。

②プロフィール・アカウント設定を整える

ゲーム内プロフィールには本名・性別・住所・年齢など個人的なことは書かないようにしましょう。SNSで個人情報を投稿するのもお勧めしません。その情報が見つかって嫌がらせに使われる可能性があるためです。

具体的に見直すべき設定はこちらです。

  • ユーザー名を中性的にする:強制ではなく選択肢のひとつ。性別が推測されにくい名前にするだけで絡まれるリスクが下がる
  • プロフィール写真に本人写真を使わない:ゲームキャラや好きなイラストにしておくのがベター
  • フレンドリクエストを制限する:「フレンドのフレンドのみ」や「受け取らない」に設定しておく
  • プレイ中ゲームやオンライン状態を非公開にする:知らない人から行動を追いかけられるリスクを下げる

ただし繰り返しになりますが、これらは「やらなければいけないこと」ではありません。 本来、性別を隠す必要などないのが理想です。あくまで自分を守るための選択肢として活用してください。

③女性フレンドリーなコミュニティを探す

ランダムマッチングで見知らぬ人と遊ぶより、安心できる仲間と遊ぶほうがゲーム体験は劇的に向上します。 女性ゲーマーが集まるコミュニティは確実に存在します。

探し方のポイントはこちらです。

  • Discordで「女性限定」「女性ゲーマー」で検索する:VALORANTやApexなどFPS系の女性限定サーバーや、20歳以上の社会人女性限定のゲームサーバーが複数存在しており、荒らし対策も整備されているものが多い。DISBOARDやDiscopartyなどのDiscord掲示板から探せる
  • 参加前にルールを確認する:ハラスメントへの対応方針が明記されているサーバーを選ぶと安心
  • TwitterやXで同ゲームをプレイする女性ゲーマーをフォローする:ゲーム仲間を作る入口として手軽で効果的
  • 小さめのコミュニティから試す:大規模サーバーより少人数のほうが雰囲気をつかみやすく、馴染みやすい

安心できる仲間が見つかったら、環境も整えてみましょう。快適なゲーミングPCがあるだけで、ゲームの楽しさは格段に変わります。ラグやカクつきのストレスから解放されると、ゲームに集中できますよ。

④ハラスメントが少ないゲームタイトルを選ぶ

ゲームによってコミュニティの雰囲気は大きく異なります。ゲーム選びそのものがハラスメント対策になるという視点は、意外と見落とされがちです。

比較的安心して遊びやすいとされるジャンルの特徴はこちらです。

ジャンル 代表タイトル例 ハラスメントリスク 特徴
MMORPG FF14、ドラクエX 低め コミュニティガイドラインが整備されており対処が迅速
シングルプレイRPG エルデンリング、ゼルダ 非常に低い 他プレイヤーとの接触がなく発生しない
協力型アクション モンスターハンター、ポケモン 中程度 競争要素が少なくギスギスしにくい
FPS・バトルロイヤル Apex、Valorant 高め 競争が激しく発生しやすいが対策も充実
カジュアル・パズル あつ森、Stardew Valley 非常に低い 女性ユーザー比率が高く穏やかなコミュニティが多い
出典:Female Gamers Survey 2024 – Bryter Global

あざるん
あざるん

ゲーム選びで全然変わってくるんだね〜!なんか希望が見えてきた気がする!

MobGame
MobGame

そうそう!環境を整えれば、ゲームってほんとに楽しい場所になるんだよ。次はメンタルのケアについても話すね。

メンタルを守るために知っておいてほしいこと

あざるん
あざるん

対策はわかったんだけど…正直ハラスメント受けた後って、しばらくゲームする気なくなっちゃうんだよね〜

MobGame
MobGame

それはすごく自然な反応だよ。実はハラスメントってゲーム内だけの問題じゃなくて、メンタルにも深刻な影響があるって研究でも示されてるんだ。

ハラスメントはメンタルにも影響する、は本当だった

「たかがゲームの話」と軽く見てはいけません。

深刻なハラスメントを受けたプレイヤーの23%が、現実世界でも社交的でなくなったり、ゲーム後に不安を感じるようになったと回答しています。ゲーム内での体験が、現実の生活にまで影響を及ぼすケースがあるのです。

嫌な思いをした後にゲームが嫌いになってしまう、ボイスチャットが怖くなってしまう、ゲームを開くたびに憂鬱になる——そんな経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。それはあなたのメンタルが「もう限界だよ」と発しているサインです。

無理して続ける必要はありません。

あざるん
あざるん

そうだよね〜…なんか傷ついても「ゲームごときで」って自分に言い聞かせてたかも。

MobGame
MobGame

それがいちばんよくないんだよ。ちゃんと傷ついていいし、休んでいいんだよ。

ハラスメントは100%あなたのせいではない

これは何度でも言いたいことです。

女性であることを理由に嫌がらせをされても、それはあなたに非はありません。プレイスキルを馬鹿にされても、それはあなたの価値とは無関係です。ハラスメントの責任は、100%加害者にあります。

それでも「もっとうまく対処できたら」「反応しなければよかった」と自分を責めてしまう人は少なくありません。でも考えてみてください。現実の街中で見知らぬ人から突然暴言を吐かれたとして、それはあなたのせいでしょうか? オンラインでも、まったく同じことです。

「自分のせいかも」という考えは、今すぐ捨ててください。

一人で抱え込まない方法

自分がそれに耐えられなくなってきたと感じたら、自分を守ることを優先しましょう。マッチを抜けるとレーティングに影響があるかもしれませんが、自分のメンタルヘルスの方がずっと大切です。

具体的に試してほしいことをまとめました。

一人で抱え込まないためにできること
  • 不快な試合・セッションはすぐ切り上げる
  • 信頼できる人に「こんなことがあって嫌だった」と話す
  • しばらくゲームから離れて休む(好きなものを守るための休息)
  • SNSで発信して同じ悩みを持つ仲間と繋がる
  • 「ハラスメントは100%加害者の責任」と自分に言い聞かせる
あざるん
あざるん

休むのって負けな気がしてたけど…好きなものを守るため、か。なんかそう思ったら楽になった気がする〜!

MobGame
MobGame

そう!ゲームはずっとそこにあるから。心が元気になってから戻っておいで。

まとめ:女性ゲーマーのオンラインハラスメント対策7選

女性ゲーマーのオンラインハラスメント対策7選チェックリスト
受けたらすぐやること
  • その場でミュート・ブロックした
  • スクリーンショットで証拠を残した
  • ゲーム内の通報機能を使った
事前にできる対策
  • ボイスチャットの設定を見直した
  • プロフィール・アカウント設定を整えた
  • 女性フレンドリーなコミュニティを探した
  • ハラスメントが少ないゲームタイトルを選んだ
あざるん
あざるん

なんか対策いっぱいあるって知れただけで、気持ちがだいぶ楽になった〜!

MobGame
MobGame

それが一番大事だよ。ゲームはあなたが楽しむためにある。一緒に快適なゲーム環境を作っていこう!

ゲームは本来、性別・年齢・国籍を超えて誰もが対等に楽しめる場所です。ゲーム歴25年以上の私が断言します。ハラスメントに慣れる必要はないし、我慢し続ける必要もありません。

自分を守る手段を知って、安心してゲームを楽しんでください。

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